日本社会を生き抜くコツが…石井一久が説く「ゆるキャラ」術

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「サボりたい」「休みたい」――。入社1年目の新人社員の言葉に、心の中で拳を振り上げたことのあるそこのアナタ。その新人、意外とクセ者かも。年功序列と実力主義の野球界で力まずマイペースに“ゆるキャラ”を演じる石井一久(41)流の生き方もあるのだ。

 気合、根性、自己犠牲……男気あふれるスポーツ界では身近な言葉だが、石井はむしろ「信用できないもの」と一刀両断する。周囲の期待に応えようと見えを張ったり自分を大きく見せようとしたりする人はどの会社にも存在するが、それは自己満足。たとえば、プロ野球選手の妻が「今日の料理はこんな感じです」なんて品数たっぷりの食卓の写真を載せているブログだ。

「ああいうの見ると、自分に酔ってるのかなと思っちゃう。旦那が求めているなら仕方ないけど、写真撮る時点でちょっと違う。ちゃんとやってくれる奥さんは『ごはん何品作りました』とか『いつもこういうことに気を付けています』とかわざわざ言わない。現に僕の奥さんは言わないし、ブログにも上げない。そういうのって見ててつまらなくないですか? 『今日ここでごはん食べました』はまだ分かるけど、『これ作りました』は一番興味ない。そういう自己満足は好きじゃない」

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