映画が大苦戦…「あまちゃん」貯金が尽きた能年玲奈の正念場

公開日: 更新日:

「原作ファンを思うように取り込めず、かといって一般の映画ファンが見たがるような題材でもない。もっとも作品自体は独特の世界観がきちんと描かれ、それなりに面白い。小規模な単館モノとして扱えばよかったのに」(映画ライター)という惜しむ声もあるが、一方ではこんな辛辣な意見も……。

「能年はあのキャラといい、容姿といい、同世代の多くの女子が憧れる存在とは言い難い。今回の作品は顕著にその傾向が表れた結果といえるでしょう。前作の『ホットロード』は興行収入24億円超の大ヒット作となりましたが、これは流行語大賞の候補にもなったマイルドヤンキーブームを象徴するような内容に加え、相手役のEXILEメンバー・登坂広臣目当ての客が劇場に足を運んでいたのが目立った。次から次へと新顔の若手女優が出てくる時代に“あまちゃんの主人公”を売り文句にするのは正直、もう難しいでしょう」(映画関係者)

 次回作はすでに決まっているというが、「あまちゃん」貯金が尽きた能年。新年早々、女優としての正念場に立たされている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ