金山一彦が語る故・原田芳雄「餅つき会」"カレー番"の思い出

公開日: 更新日:

 テレビでも活躍する弁護士、大渕愛子さんとの結婚が話題で、年末年始はバラエティーに引っ張りダコだった年男・金山一彦さん。お世話になった大先輩のお宅では、餅つき会でカレーを作り続けた……。

 お会いするきっかけは22か23の時。あるパーティーで原田芳雄さんの息子の喧太と出会い、意気投合したこと。「今度うちにおいでよ」と誘われ、数日後にお宅に伺ったんです。僕、「ウワッ! 原田芳雄がいる!」とビックリした(笑い)。喧太のことを芳雄さんの息子と意識してなかったから。

「竜馬暗殺」(1974年公開)の芳雄さんが大好きで尊敬していたから、緊張したけど喧太から「キンタ(愛称)はコックやってたから、料理が上手だよ」と紹介してくれて。そうしたら、「じゃ、餅つき会のカレーを作ってくれないか」って気さくに言ってもらえたんです。

 松田優作さんをはじめ俳優や映画人がたくさん参加される、年末の芳雄さん宅での有名な餅つき会。早速、その年の暮れにカレーを作りました。それを食べた芳雄さんが「うまい! 毎年作ってくれ」と。それ以来、僕がカレー番を務めることになりました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「マラソン」と「大腸がん」に関連あり? ランナー100人への調査結果が全米で大きな波紋

  2. 2

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態

  3. 3

    高市総裁「首相指名」に漂う不安…自民党内は“厭戦ムード”も燻る火種、飛び交う「怪文書」の中身

  4. 4

    秋季関東大会で横浜高と再戦浮上、27連勝を止めた「今春の1勝」は半年を経てどう作用するか

  5. 5

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  1. 6

    高市自民、公明からの三行半で早くも本性露呈…「やられたら秒でやり返す」「イキらなきゃ負け」のオラオラ体質

  2. 7

    出来たとしても高市政権は短命…誰も見通せない激動政局の行方を徹底分析(前編)

  3. 8

    佐川宣寿元理財局長のメール開示「遺族と話し合う」…森友文書で加藤財務大臣が明言

  4. 9

    進次郎氏落選もダメージなし? 妻・滝川クリステルが目指した「幸せ家庭生活」と耳にしていた夫の実力

  5. 10

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか