同情を誘う演出? 「ロンハー」で涙の矢口真里は狙い的中か

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 タレントの矢口真里(32)が10日、テレビ朝日のバラエティ番組「ロンドンハーツ」に出演して「裏表のありそうな女」でワースト1位にランクインして2冠に選ばれたが、番組内で涙した矢口に「演出じゃないのか」と批判の声があがっている。

 同番組の「格付けしあう女たち 混ぜるな危険SP」で、“不倫で騒がせすぎた女”というテロップ付きで登場した矢口。番組終盤に「裏表のありそうな女」ランキングでワースト1位にランクインすると、一般男女から寄せられた「被害者面しているのが腹立つ」「日本で一番ヤバイ」といった辛辣なコメントを司会の田村淳(41)に立て続けに聞かされ、涙をこぼした。

 番組放送後、矢口は夜中に自身のブログを更新。「ずっと自分の事で泣くのは違うと思い、我慢してきたのですが、出てしまいました」と収録当時の気持ちを明かした。ツイッターやネット掲示板では、相変わらず矢口への批判コメントが後を絶たないものの、<頑張れ><みんな矢口責めてて可哀想>と同情を寄せる声もある。

 一方、番組の演出に対する批判も少なくない。<矢口あてのコメントは最後に畳みかけるように投げつけて泣かせるように持って行った><ただのガス抜きにしか見えなかった><ダレノガレの毒舌キャラを利用して矢口可哀想に持っていこうとしてるプロレスに感じた>と、あざとらしさを感じた視聴者もいたようだ。

 矢口は昨年10月、読売テレビのワイドショー「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演した際、田村淳らの支えがあったと言及して「ロンハー」出演を臭わせ、一部メディアから<活動拠点はテレ朝か>と揶揄された。田村の“アシスト”で涙した矢口に同情の声は増えるのか。

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