元宝塚トップスター古城都が心血注ぐ舞台専門「芸術塾」

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「市内の少し北の山あいにある春野町は、宝塚歌劇団の育ての親ともいわれる演出家にして歌劇団理事長でもあった故・白井鐵造先生のご出身地でしてね。以前から何度も浜松に足を運ぶうちにご縁ができました」

 58年に宝塚音楽学校に入学し、月組に所属した古城さんは、足かけ8年にわたって月組男役のトップスターとして活躍。上月晃、甲にしきとともに“3K”と呼ばれ、宝塚黄金時代を牽引した。

「一番、思い出深いのは初めて海外から輸入したブロードウェー作品の『オクラホマ!』ですね。そこでの演技が大評判になり、演じる幅が広がった結果、『ウエストサイド物語』のトニー役にとっても役立ちましたから」

 テレビでは72年、NHK大河ドラマ「新・平家物語」に出演。そこでは女役、巴御前を演じた。
 大映の看板スターだった本郷功次郎さんと結婚したのは74年1月。勝新太郎、中村玉緒夫妻が媒酌人だった。子供は2人。長男の慎一郎さんは企画会社を経営し、次男の壮二郎さんは俳優兼ミュージシャンだ。

「本郷が04年に脳梗塞で倒れてからは、それは大変でした。でも、一昨年2月14日に心不全で亡くなった今となっては、それも思い出のひとコマです」

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