「シンデレラ」に絶賛の声 ディズニーの恐れ入ったる商売上手

公開日: 更新日:

 ディズニーの名作を実写化した映画「シンデレラ」が絶好調だ。先月25日の公開以降、興行収入トップを独走。その勢いはGW以降も衰えず、週間ランキングでV4を達成している。

 集客の起爆剤となったのは、ずばり、昨年の大ヒット映画「アナと雪の女王」の同時上映だ。前回の続編という位置づけで「エルサのサプライズ」を新たに製作し、「シンデレラ」が始まる前に7分間のチョー短編が流れる。吹き替え版では引き続き、ブームの立役者である松たか子神田沙也加といったお馴染みの声優陣が集結。♪ありの~ままの~と歌うことはないが、アナ雪ワールド再びでファンを裏切らない。

 その甲斐あってか、ツイッター上には子連れ観賞ではない若い女性たちが、“アナ雪”の吹き替え版見たさに字幕か吹き替え版か、はたまた、両方見るかと悩むつぶやきがワンサカ。「『アナ雪』の続編効果は絶大。最終的な興収は50億円以上のポテンシャルがある」(映画ジャーナリストの大高宏雄氏)という。

 もっとも、本編である「シンデレラ」の出来栄えも特筆すべきもの。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃