「お疲れさま」目上に?目下に? タモリの問題提起で議論白熱
子役の「お疲れさま」の使用を禁止せよ――。7月26日放送の「ヨルタモリ」(フジテレビ系)の放送中、タモリ(69)の口から飛び出した“提言”が物議を醸している。
番組内のコントで学者に扮したタモリは、最近の芸能界について、「撮影現場などで子役がやたらと『お疲れさまです』と挨拶するようになっている」と指摘。その上で、「子役が相手を選ばず『お疲れさまです』を使うのはおかしい。『お疲れさま』という単語は本来、目上の者が目下の者にかける言葉」という趣旨の発言で、言葉が乱れているとの考えを示した。
タモリはさらに、「民放連は各メディアに『子役には“お疲れさまです”という挨拶をさせない』という申し入れをすべき」という持論を展開。コントという体裁を保ちつつも、メッセージ性の強い内容となっていた。
この問題提起に対し、放送直後から「『お疲れさま』は目上の者が目下の者にかける言葉だというタモリの意見は正しいのか?」という議論が勃発。その後、一部メディアがこの発言を記事化したため、ツイッター上では<言葉なんてのはある程度移り変わっていくもんでしょう><代わりに何て言えばいいのか>などのつぶやきがあふれる事態に。