「お疲れさま」目上に?目下に? タモリの問題提起で議論白熱

公開日: 更新日:

 子役の「お疲れさま」の使用を禁止せよ――。7月26日放送の「ヨルタモリ」(フジテレビ系)の放送中、タモリ(69)の口から飛び出した“提言”が物議を醸している。

 番組内のコントで学者に扮したタモリは、最近の芸能界について、「撮影現場などで子役がやたらと『お疲れさまです』と挨拶するようになっている」と指摘。その上で、「子役が相手を選ばず『お疲れさまです』を使うのはおかしい。『お疲れさま』という単語は本来、目上の者が目下の者にかける言葉」という趣旨の発言で、言葉が乱れているとの考えを示した。

 タモリはさらに、「民放連は各メディアに『子役には“お疲れさまです”という挨拶をさせない』という申し入れをすべき」という持論を展開。コントという体裁を保ちつつも、メッセージ性の強い内容となっていた。

 この問題提起に対し、放送直後から「『お疲れさま』は目上の者が目下の者にかける言葉だというタモリの意見は正しいのか?」という議論が勃発。その後、一部メディアがこの発言を記事化したため、ツイッター上では<言葉なんてのはある程度移り変わっていくもんでしょう><代わりに何て言えばいいのか>などのつぶやきがあふれる事態に。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー