フジ「ワンピース」の雪辱なるか 大晦日“特番バトル”の行方

公開日: 更新日:

 注目は日本テレビの連覇、はたまた最下位フジテレビの汚名返上か――。大晦日の夜、NHK紅白の「ウラ」で繰り広げられる民放各局の視聴率争いのことである。

 日テレがオンエアするのは、昨年まで5年連続で民放トップの「笑ってはいけない」シリーズ。「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の10年連続となる特番で、今年はダウンタウン「名探偵24時!」のタイトルで探偵事務所を舞台にコントなどを繰り広げ、笑うとお仕置きが待つという趣向だ。

「『紅白』前半の平均35.1%、後半42.2%に及ばないものの、『笑ってはいけない』は第1部が18.7%、第2部が16.0%をマーク。テレ東『年忘れにっぽんの歌』は6%に届かず、テレ朝『くりぃむVS林修!年越しクイズサバイバー』、TBSのボクシングも振るわずだったので、日テレは今年も同じ流れで勝負なのでしょう」(芸能関係者)

 ちなみにフジは昨年、「ワンピース エピソードオブチョッパー+冬に咲く、奇跡の桜」で平均3.3%の断然の最下位。こうした流れを断ち切り、背水の陣とばかりに、今年は10年ぶりとなる総合格闘技イベントを放送するという情報も。

「TBSもテレ東もボクシングなどを編成するから、日テレを除くと、紅白VS格闘技という2000年前半の構図が再現される」(前出の関係者)という。

 ノックアウトされるのは、どっちだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発