三遊亭究斗「ミュージカル落語」成功の裏に円丈師匠の指南

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 なんせ新作落語のオーソリティーですからね。構成に始まり、所作や表情のアドバイスもいただき、そのおかげで予想以上に大ウケ。新しい道の第一歩をしるすことができたんです。

 また、5年前からは教育と娯楽を合わせた「エデュテイメント」な新作落語にも挑戦しています。特に平成23年度文化庁芸術祭参加作品に選考された「一口弁当」は、イジメ問題をテーマにしていて、教育関係だけじゃなく、企業や地方自治体からの講演依頼が多いんです。

 こちらも手探りの時は師匠によく稽古をつけてもらいました。一昨年、入門から17年にしてようやく真打ちに昇進。まだまだ未熟モノではありますが、これからも精進してどんどん新作落語を作っていきたいですね。

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