「アリス」続編は前作興収30%発進 3D時代は終わるのか?
「アリス――」の新作は前作の興収30%ほどのスタート。しかも、3D版を見る観客の比率が前作から大幅に減少した。もはや2D版で十分との判断であり、高額な3D版を見る必要はなくなったのである。
3D映画は中身に工夫がなかったら、このまま消えてしまうだろう。要は、お金を払っても申し分のないような中身がある3D映画を作る以外ない。ハリウッド映画の踏ん張りどころである。
(映画ジャーナリスト・大高宏雄)