二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

模倣ドラマ急増も…ひと工夫で独創性出す「相棒」の強さ

公開日:  更新日:

 芸能界は「模倣」の世界といわれる。イケメンも芸人もはやると次々と似たタイプを世に送り出し、ブームを作る。作られたブームはやがて終わり、自然淘汰される。最終的に生き残るのは少数の人たち。そのイケメンブームはすでに下火傾向。芝居に専念して腕を磨いてきた小栗旬や妻夫木聡らが「結婚を機に演技も変わった」といわれるように、単なるイケメン枠から卒業。役者としての地位を確立した感が最近の演技からも見て取れる。

 ドラマの世界も模倣が目に付く。テレ朝の鉄板コンテンツ「相棒」「ドクターX」を他局が模倣するように刑事物や医療物を作り出しているが、主役を旬な女優や人気者にしてもしょせんは模倣。新鮮味はない。「やはり本物のほうが面白い」と元祖に戻り「ドクターX」を見る。高視聴率につながる。

 CMの世界に面白いエピソードがある。昔、ビールのシェアで圧倒的な売り上げを誇っていた「キリン」に対抗しようと他社がビール業界に参戦。認知度を上げるために三船敏郎や高倉健ら大物俳優を起用してCMを流した。世界の三船が「うまい!」とうなる。テレビに見入るお父さんたちは「うまそう!」と酒屋に走るが、買ったビールはキリンだったという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の芸能記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「興味ない」から余計に怖い…上沼恵美子“女帝”たるゆえん

  2. 2

    お笑い界追放か とろサーモン久保田の“有名だった酒グセ”

  3. 3

    鳥谷は4億で大山は微増の3000万 若虎たちの嘆きを聞け 

  4. 4

    M-1芸人の暴言騒動で存在感 上沼恵美子の“女帝エピソード”

  5. 5

    水道民営化のウラに…麻生財務相“身内に利益誘導”の怪情報

  6. 6

    広島はマネーゲームせず…丸にも最後は“渋チン”貫いた理由

  7. 7

    長澤まさみが表紙V15 「東宝カレンダー」泣き笑いの面々

  8. 8

    日ハムと巨人では“雲泥の差” 注目2球団補強の中身と狙い

  9. 9

    30歳でNHK朝ドラ主演 戸田恵梨香ついに“後輩”に追いついた

  10. 10

    巨人が岩隈獲得も…“救世主”とアテにできない致命的欠陥

もっと見る