TBS“全裸”特番審議へ BPOに強がる石橋貴明のお寒い現状

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 あるテレビ番組が物議を醸している。先日、BPOの審議の対象となったTBS系の特番「オール芸人お笑い謝肉祭’16秋」(先月9日放送)だ。とんねるず石橋貴明(55)が司会を務めたお笑い番組なのだが、その中身が問題となっている。

 番組ではお笑い芸人らが、全裸になるなど体を張ったクイズ対決などを行った。これに対し、視聴者から「“裸になれば笑いがとれる”という低俗な発想が許しがたい」などの意見が寄せられたため、BPOが審議入りを決定したという。

「石橋は“確信犯”だったと思います。ある程度、BPOが何か言ってくることは、うすうすわかっていたのでは。番組をやるにあたって、事前に日刊スポーツのインタビューに答えているのですが、そこで石橋は『“こうやったらまずいな”って考えちゃうような、閉塞感がテレビをつまらなくしている』などと、暗にBPOにビビっている制作サイドを批判していた。確かに、それは一理ある。いちいち、視聴者の意見を真に受けていたら、面白い番組なんてできっこない。しかし、テレビ局の上層部がBPOを気にするあまり、無難なお笑い番組ばかりが増えているのが現状なんです」(放送記者)

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