TBS“全裸”特番審議へ BPOに強がる石橋貴明のお寒い現状

公開日: 更新日:

 あるテレビ番組が物議を醸している。先日、BPOの審議の対象となったTBS系の特番「オール芸人お笑い謝肉祭’16秋」(先月9日放送)だ。とんねるず石橋貴明(55)が司会を務めたお笑い番組なのだが、その中身が問題となっている。

 番組ではお笑い芸人らが、全裸になるなど体を張ったクイズ対決などを行った。これに対し、視聴者から「“裸になれば笑いがとれる”という低俗な発想が許しがたい」などの意見が寄せられたため、BPOが審議入りを決定したという。

「石橋は“確信犯”だったと思います。ある程度、BPOが何か言ってくることは、うすうすわかっていたのでは。番組をやるにあたって、事前に日刊スポーツのインタビューに答えているのですが、そこで石橋は『“こうやったらまずいな”って考えちゃうような、閉塞感がテレビをつまらなくしている』などと、暗にBPOにビビっている制作サイドを批判していた。確かに、それは一理ある。いちいち、視聴者の意見を真に受けていたら、面白い番組なんてできっこない。しかし、テレビ局の上層部がBPOを気にするあまり、無難なお笑い番組ばかりが増えているのが現状なんです」(放送記者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」