清水富美加の出家騒動 マスコミが突如「撃ち方やめ」の裏

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 清水富美加の出家騒動は、早々に幕引きとなるかもしれない。芸能マスコミの間から「撃ち方やめ」の掛け声が飛び交いだしたのだ。

 潮目となったのは、このほど幸福の科学出版より発売された清水の告白本「全部、言っちゃうね。」。所属事務所のレプロエンタテインメントは「誠に不可解であると言わざるを得ません」との声明を出し、清水サイドからの突然の契約解除の問題に対して早期解決に動くとしている。これと歩調を合わせるように、スポーツ各紙とワイドショーも過熱取材の報道ラッシュをトーンダウン。ワイドショーの現場スタッフには「もう、このネタは取り上げるな」とのお達しが局の上層部からあったという。

「所属事務所のレプロと教団サイドが毎日のように新たなニュースを発信したり、それに対する反論が飛び出したりと久しぶりにワイドショーが活気づいた。実際、金正男の暗殺と清水の出家のニュースは視聴率もいい。ところが告白本の刊行によって、『千眼美子』の名で活動する清水と教団の宣伝活動なのではないかという全容が見えてきた。清水側が主張する『奴隷契約』によって清水が体調を崩し、ドクターストップで仕事ができなくなった状態でありながら、一方で書籍を周到に準備していたという事実。テレビ的には同じ土俵に立って、逐一、お茶の間に届けるより、どちらにくみすることなく距離を置けという判断です」(ワイドショー芸能デスク)

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