日本で知った酒の味 サンコンさん“山手線3周”の思い出

公開日: 更新日:

 春の叙勲で「旭日双光章」を受章したタレントでギニア大使館補佐官のオスマン・サンコンさん(68)。1972年の来日以来、日本と母国ギニアの友好親善に尽力してきたことを評価されての栄誉だが、来日するまで意外にも酒とは無縁だった。

 ◇  ◇  ◇

 お酒? 大好きよ。週のうち半分以上は飲んでるから。「1コン、2コン、サンコン」は古いね。今は「イッコン(1献)、ニコン(2献)、サンゴウ(3合)、ギニアは4号(合)までOKよ」って言ってるくらい(笑い)。ギニアはムスリム(イスラム教徒)が多くて奥さんは4人までもらえるからね。

 でも、酒は日本に来るまで一滴も飲んだことなかったの。ギニアでは宗教上の理由に加えて、酒を飲むと生活がダラしなくなる人が多いから「酒飲みには娘を嫁にやらない」って家庭が多くて、今でも飲酒はタブー。

 仏ソルボンヌ大学に留学してる時もそう。フランスの学生はランチの時からワインを飲んでたけど、アフリカからの留学生はほとんどがムスリムなので無縁だったね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    俳優・山口馬木也さん「藤田まことさんは『飲め、飲め』と息子のようにかわいがってくれた」

  2. 2

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  3. 3

    テレ朝ナスD“経費横領&パワハラ処分”に「見せしめ」の声も…家族団らん投稿の美人料理家妻に同情集まる

  4. 4

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  5. 5

    東原亜希の“黒帯バスローブ密会”乗り越えた「許す力」は佐々木希以上? 経済的自立も目指す強心臓とたくましさ

  1. 6

    料理研究家の森崎友紀 “本業”専念も恋愛は「年も年なので」

  2. 7

    兵庫県パワハラ知事に残った選択肢は「議会解散」のみ…多数派工作で延命図るか?味方は“情報漏洩3人組”のみ

  3. 8

    あす旧統一教会に解散命令か? N国党に急接近の不気味、タダでは転ばない悪あがき

  4. 9

    巨人の“アキレス腱”は絶対的セットアッパーが使えないこと…新助っ人キャベッジで外国人枠「満員」

  5. 10

    佐々木希が「芸能人格付けチェック」で"地雷キャラ"といじられ…夫・渡部建を捨てないもう1つの理由