日本で知った酒の味 サンコンさん“山手線3周”の思い出

公開日: 更新日:

■来日して23歳で「お酒デビュー」

 初来日は45年前、72年です。ギニアが日本に大使館を置くことになり、私は1等書記官として。それでお酒を知ったんだけど、すぐに飲みだしたワケじゃないよ。最初、レセプションやパーティーではオレンジジュース専門だったの。

 ところが、ある国の大使館員のホームパーティーに呼ばれ、たまたま間違えてビールを飲んじゃった。すごーく、苦かったね。「何、これ?」って思ってるうちに目がグルグル回り出した。初めてだから酔いが速かったんだね、きっと。でも、悪い感じはしなくてね。酔って楽しくなったから。

 その日は1杯だけだったけど、それがきっかけで飲むようになったの。23歳の時だから遅いお酒デビューね。「ムスリムなのにお酒飲んでいいの?」とよく聞かれます。禁酒のイメージがあるから。でも、信仰にはそれぞれの解釈があって「他人に迷惑をかけなければお酒OK」って思ってる。外交に、お酒はつきものだしね。

■「いいとも!」出演で仕事が増えて毎晩ハシゴ

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本は強い国か…「障害者年金」を半分に減額とは

  2. 2

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 3

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  4. 4

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  5. 5

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  1. 6

    侍Jで加速する「チーム大谷」…国内組で浮上する“後方支援”要員の投打ベテラン

  2. 7

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    高市政権の物価高対策「自治体が自由に使える=丸投げ」に大ブーイング…ネットでも「おこめ券はいらない!」