手越は号泣も…ジャニーズに素行不良タレント相次ぐ背景

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ジャニー喜多川社長とメリー副社長が権勢を振るっていた頃のように、上から目線でタレントたちを指導できていないのは確かですね。ご高齢のジャニーさん、メリーさんに、もう最前線に立つパワーはないし、何か言ったところで、10~30代のタレントたちにはひいじいさんやひいばあさんに見えてしまい、睨みが利かない。かといって次期社長のジュリー副社長は前面に立つタイプじゃない。担当分けを細分化させた現体制では、マネジャーひとりでタレントたちをコントロールするのは土台無理な話です。田中聖が事務所の禁じる入れ墨をバンバン入れていたように、何を言っても好き勝手にやるタレントに頭を抱えているというのが実情でしょう。今の若いタレントたちは、はっきり言って、昔より事務所や芸能界をナメてますよ」

 となると、手越らの反省も表向きで、腹の底ではソッポを向いて笑っている可能性はある。古参の芸能マネジャーはこう言う。

ジャニーズに限らず、タレントが女に手を出したり、酒を飲んだりするのは今にはじまったことじゃありません。最近のスキャンダル続出の背景にはツイッターなどSNSで簡単に暴露できてしまうことがあり、そうそう闇に葬れなくなっているのです。たとえばタニマチやスポンサーの会合に呼ばれ、『お持ち帰り要員』のようなプロのホステスであっても手を出さないよう、タレントには注意しています。未成年や美人局でなかったとしても、ツーショットやベッドでの画像は簡単に撮れるし、撮れたのだからカネを要求しようという行動に出られるケースもある。脅されてからでは後の祭りですからね」

 こういう連中にコンプライアンス順守を求めるのは八百屋で魚。痛い目に遭うまでわからないのだろう。

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