「残留しても独立しても個の評価は変わらなかったはず」という声もある。こうした中居の個の力からして、残留の背景には「事務所に慰留された」という話も説得力を持ってくる。ともあれ、中居は個としていきなりジャニーズのエース格になった。今後はタレント司会者としての伸びシロがどれだけあるかだろうが、その前の心配材料がスキャンダル。さっそく洗礼のように「おすぎとピーコ」のおすぎが九州ローカルの自身のラジオ番組で、「いつも相手の味方をしているように振る舞いながら、自分のことだけ考えている」などと中居を非難した。
この手の話は真意よりも、聴いた人がどう捉えるかにある。ただ、似たような暴露話が続出すればたちまち「真」が勝りピンチに陥る。現在の安倍内閣が次々と敵が現れて非難の輪が広がったように――。芸能界は味方と敵のシーソー。いかにバランスをとるかが個人の器量。敵(スキャンダル)が増えればバランスは大きく崩れる。
司会者はお茶の間の顔。スキャンダルは仕事に影響する。くだんの諸先輩はスキャンダルのない人が大半。たけしやさんまは芸人らしくネタでかわした。元アイドルの中居がどうスキャンダルに対応するかも、今後の注目になる。

- 二田一比古
- ジャーナリスト
スキャンダル対応がカギ 元SMAP中居正広が歩む大物への道
卓球の張本智和と将棋の藤井聡太の2人の14歳が旋風を巻き起こしている。今年のキーワードは「初」と「史上最年少」にあるようだ。芸能界でもそんな現象が見られる。
バラエティー番組の司会者にとって自分の名前を冠にすることはステータスといわれる。現在、冠番組を持つタレントは71…


























