日テレ24時間マラソン 前代未聞“複数走者リレー”が急浮上

公開日: 更新日:

■テレビ的にもオイシイ

 だが、ここにきて有力視されているのは、なんと、誰かひとりではなく複数。「いわばリレー形式」とは、さる日テレ関係者だ。こう続ける。

「練習メニューは例年、伴走する坂本トレーナーが個人の体力や筋肉のつき方、腕の振り方などを考慮して組み立てている。ひとつとして同じものはない特別メニューをこなすことで短期間でも走れる体づくりをするわけですが、それでもさすがに当日に“100キロ走れ”というのはむちゃな話。ただ、中距離となれば、話は別です。仮に計100キロを5人で走るとすれば単純計算で20キロずつ担当すればいい。ハードルはぐんと下がります。しかも、リレー形式にすれば皆の練習が無駄にならず、本番当日も次は誰が走るのかと視聴者の注目を集め続けられる。さらにいえば、普段から体を動かしていたり、素地がある人だったら特別な練習をしていなくても数キロ程度なら走れるはず。とすると、予定外の飛び入り参加もあり得る。テレビ的にいえば、実にオイシイ展開なのです」

 リレーなら全員、余裕綽々で完走確実。しかし、これで感動しろといわれてもねえ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方