W杯スウェーデン戦で先制弾・前田大然 その献身性は“パン屋の奉仕活動”で培った

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 “韋駄天”が先発起用に一発回答だ。

 日本時間26日のスウェーデン戦。前田大然(28)は後半11分、堂安律のスルーパスに鋭く抜け出し、右足で先制ゴールを流し込んだ。前回カタール大会の決勝トーナメント初戦、クロアチア戦に続く一発である。日本はその後に追いつかれて1-1に終わったものの、前田は持ち前のスピードで前線から相手を追い回し、攻守で大きな存在感を示した。

 走って、追って、最後は決める。その強い精神と献身性の原点は、山梨学院高時代にある。

 1年の冬、同級生への振る舞いが問題視され、サッカー部の活動を謹慎。復帰できるかも分からないまま、約1年間も部活動から離れた。

 学校側は、前田に大人と接する中で社会性を身につけさせようと、パン屋での奉仕活動を勧めた。前田は毎朝5時から店に出向き、掃除やパン作りを手伝った。それを終えると早くに登校し、教室を清掃。次第に、担任からも生活態度の変化を認められるようになった。

 ボールを蹴る場所も自らつないだ。地元関係者の協力で紹介された社会人チームの練習に通い、復帰の保証がない中でも真面目にサッカーと向き合い続けた。

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