預金金利は上昇でも…日銀利上げがもたらすのは「格差の拡大」
定時株主総会招集の通知が次々と届く。相変わらず平日の午前開催が多く、土日以外休みのない勤労者の参加は困難だろう。しかも、開催日時が数社重なったり、開催場所が遠く出席は難しいケースもある。
そんな総会シーズンの今月16日、日銀は政策金利の0.75%程度から1.0%程度への引き上げを決め、17日から適用した。日銀の政策金利は1995年以来、約31年ぶりの高水準となった。
17日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を3.5~3.75%に維持すると決めた。金利の据え置きは4会合連続だ。足元で物価上昇の勢いが増す一方、原油価格は下落しており、インフレの持続性などを見極める必要があると判断した。
日銀は、米国が当面、利下げせず、逆に利上げと想定。日米金利差による1ドル=160円超のドル高円安リスクを警戒し、先手を打った利上げに見える。ただ、18日、ニューヨーク外為市場でドル円が一時161.45円と約2年ぶりの円安ドル高水準となった。FOMCの年内利上げ観測も強まっている。


















