植田総裁は高市首相とケンカするのか、できるのか…日銀審議委員「数カ月に1度、利上げを」発言の波紋

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 植田日銀は、ようやく“インフレ退治”に動くのか。高市首相に逆らって一気に金利を上げていくのだろうか──。

 日銀の田村直樹審議委員が25日、神戸市内で講演し、今後の利上げについて「数カ月に1度、0.25%ずつ利上げしていくのが基本線だ」と語り、物価の上振れリスクが高まった場合には「利上げの頻度を上げたり、幅の拡大を検討することも必要になる可能性はある」との認識を示した。

 さらに、景気を刺激も抑制もしない「中立金利」についても、「2%前後の領域にあるのではないか」と指摘したうえで、「政策金利を中立金利に近づけておくことが重要だ」と明言した。

 日銀は先週16日、政策金利を0.75%程度から、1.0%程度に引き上げたばかりだ。田村審議委員の指摘通り2%に引き上げるとしたら、さらに1%利上げする必要がある。

「日銀は中立金利を1.1~2.5%と幅をもたせていますが、下限の1.1%は、6本あるシナリオのうちの1本にすぎず、残りの5本は平均2%です。田村審議委員が指摘した『中立金利は2%前後』は日銀職員の共通認識です。多くの日銀マンは、政策金利を2%にすべきだと考えているはずです」(金融関係者)

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