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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

女優は恋で成長するが “不倫歴あり”斉藤由貴の苦しい弁明

公開日: 更新日:

「女優は恋して艶が出る。恋なくして成長はない」(映画関係者)といわれる職業。現在、ドラマで活躍中の浅丘ルリ子もかつての恋多き女優を継続するように77歳になった今も「3人のボーイフレンドがいる」と、恋を謳歌している。斉藤も仕事と並行するように恋をしてきたが、世間に騒がれたのはいずれも不倫。ミュージシャンの故・尾崎豊さん。2年後には川崎麻世と続けた。当時、斉藤は暗に不倫を認めている。不倫の実績は十分だった。

 女優業と恋は比例する。過去の不倫も女優として脂の乗っていた時期。今の斉藤も母親役など新たなキャラで乗っている。育児が終わり、再び女優として脚光を浴びるや、魔性まで蘇った? だが、斉藤には家庭があり、「好意があった」という相手にも家庭があった。

「不倫=世間への謝罪」が定着しているが、謝罪うんぬんならおのおのの家庭のほうが問題。斉藤は夫に秘密にしていた。特に治療の名目で部屋を借りていたことは不自然だ。芸能界では「恋人との密会用に部屋を借りるのは古典的な方法」という。夫の胸の内はわからないが、斉藤夫婦はモルモン教の敬虔な信者。第三者が口をはさむ余地はない。夫婦間でどんな結論が出ようと、斉藤の女優としての座は揺るがないだろう。女優は「恋」で成長し続ける。

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