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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

芸能人感覚抜けない今井絵理子 「略奪不倫」否定の的外れ

公開日: 更新日:

 昨年の「週刊文春」の“ベッキー不倫”報道以降、週刊誌のスクープはますます精度を増している。特に不倫に関しては決定的な証拠がないと世間にも通用しない。誰もが「不倫」と納得できれば、当人に弁明の余地はなくなってくる。今年も渡辺謙が3カ月半遅れたとはいえ会見を開き、不倫を認め、夫婦間は微妙な状態にあることを明かし、とりあえず騒動は一件落着した。

 先週は「週刊新潮」がSPEEDのメンバーで自民党今井絵理子参院議員(33)と神戸市議会議員の橋本健氏(37)の不倫を報じた。取材精度の高さを物語るように完璧な内容。同宿したホテルでの濡れ髪に浴衣姿の今井。新幹線で手を握り合って寝る2人。この写真だけでも決定的な不倫の証拠。隆盛を誇った写真誌「フォーカス」の精神を受け継いでいるカメラマンの凄さと取材力に改めて感心する。

 写真だけにとどまらず、2人の詳細な交際過程から当事者の2人に直撃取材まで掲載。まさにスクープのフルコース。後は他のメディアに「どうぞご自由に召し上がれ」と差し出したようなもの。最近は週刊誌ネタで視聴率バブルが続いている情報番組は松居一代に続いて「ごちそうさま」と言わんばかりに飛びついた。

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