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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

森本レオに石田純一 “迷ゼリフ”で振り返る芸能界の不倫史

公開日: 更新日:

 改めて芸能界の不倫史をひもとくと、当事者の弁解は興味深いものがある。

 真田広之と不倫した葉月里緒奈は「私が家庭を崩壊させたのではない。付き合い始めた時には家庭は壊れていた」と言ってのけた。「一線は越えていない」と弁解してバッシングされた今井絵理子に聞かせたい言葉だ。

 石田純一の「不倫は文化」は後世に残る名言となったが、俳優の森本レオも石田の派生のように「異文化交流」という新語で身をかわした。2人とも曖昧な言い訳だったが、さほどのダメージはなかった。

 曖昧表現の極みは昨年、芸妓との不倫が発覚するや即座に会見した中村芝翫だろう。すべての質問に「不徳の致すところでございます」と答えるだけで報道陣をケムに巻いた。かように弁解ひとつで世間の反応は違ってくる。

 2人の女性との不倫が報じられた雨上がり決死隊宮迫博之(47)。口達者な芸人だけに迷言を期待したが、「下心はあったが、相手が断ったのでなにもなかった」と陳腐な弁解。芸人仲間すら信じる者はいない。

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