「やすらぎの郷」蹴ったフジは株主総会で吊し上げられた

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倉本 いえいえ。僕が話をしたのは制作部長です。なにしろ、フジも中村敏夫(「北の国から」のプロデューサー)が死んじゃってからパイプが細くなったんですよね。(同ディレクターだった)杉田成道や山田良明は外の会社にいるから直接のパイプがなかなかなくなってしまった。それで、「風のガーデン」(08年)のプロデューサーだった浅野澄美を通して局長に上げてもらったんだけれどダメだって話でね。

碓井 ということは、亀山社長から直接NOの返事が来たわけではなかったんですね。

倉本 そうです、そういうことですね。だから社長のところまで「やすらぎの郷」の話がいったかどうかは分からない。ただ、フジに断られたっていう事実はある。株主総会では日枝さん(現相談役)吊し上げを食らっちゃったっていうね。

碓井 昨年6月末に開かれた株主総会ですね。長年、フジの株を所有する個人株主から“なぜやらなかったのか”と質問されたようですね。

倉本 でもまあ、話をする前からフジはダメだろうなっていう感じはありましたよね。

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