バブルもドン底も首相次第 鳩山クルオは人生“由起夫任せ”

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 鳩山由紀夫元首相のソックリさんとして脚光を浴びたものの、退陣とともにフェードアウトしたタレントの鳩山クルオさん(44)。そのジェットコースターのような芸人人生とは……。

 ◇  ◇  ◇

 あれはまったくのバブルでした。日本のバブル景気は86年から4年ちょっと続きましたけど、僕の場合、2009年8月30日に衆院選挙で民主党が大勝利して鳩山由紀夫さんが首相に選ばれ、翌年の6月8日に退陣するまでの9カ月ちょい。

 そもそも鳩山元首相に似てると気づいてくれたのは浅草キッドの玉(玉袋筋太郎)さんです。それからテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」のコメンテーターだったハマコー(故浜田幸一元衆院議員)さんに「ソックリだ」と言われだしたんです。09年の春ごろです。6月に「TVタックル」の楽屋で“殿(ビートたけし)”を笑わせるために、スーツを着て鳩山さんみたいに髪をオールバックにしたら大ウケしましてね。

 次の収録現場のTBS系「情報7days ニュースキャスター」へそのままの格好で移動し、放送中に殿にお茶を出すシーンを急きょつくってもらって出演したのが、鳩山来留夫(現・クルオ)のデビューです。それまでの芸名が阿部定忠治でしたから、出世といえば大出世です(笑い)。

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