マジシャン・ふじいあきらさんが語る 海外で覚えた酒の味

公開日: 更新日:

 スペイン人は酒とコーヒーを同じ感覚で飲んでる。カタルーニャとか北の方はウオッカとか、透明の強い酒を一気飲みしてる。付き合いで一杯飲んでみたけど、口から火が出るほどすごかったですよ。痺れました。そして酔うとカタルーニャの歴史を語りたがる。スペイン語がわからないから聞いてるフリしてますけど(笑い)。

 日本はいろんな国のいろんな酒がお店にあるけど、ドイツやスペインは僕が知る限りビールと地酒。地元のワインとかしかない。いろんな酒をいろんな飲み方ができるのは日本の酒席の特色かもしれません。

 アメリカ、香港、台湾にもマジックの仕事で行きますけど、そのたびに飲まされる。

 香港だと中国式に「乾杯」するとグラスの中を全部飲み干さなきゃいけない。少しでも残ってると変な空気になるから、乾杯が始まりそうになるとすぐ逃げます(笑い)。

 マジックの仕事を積み重ねて酒も強くなったみたいです。といっても今はハイボールだと5~6杯くらいで満足できるから弱いまま。飲むと頭が痛くなってた若い頃に、すごく強かった友だちが50代になって弱くなってきたので、飲む量が同じになった(笑い)。昔と違って今は対等に飲めるのがうれしい。これからはハマってるハイボールでほろ酔いを楽しみに飲んでいきたいですね。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々