副業禁止のNHKに入局 たかまつなな“芸人続投宣言”の波紋

公開日: 更新日:

 今年4月にNHKに入局した女芸人の、たかまつなな(24)。曽祖父は日本を代表する応用化学者で元東大名誉教授の高松豊吉、本人もフェリス女学院出身という経歴で異色の“お嬢さま芸人”としても知られている。たかまつは内定段階でNHK職員と芸人の“二足のわらじ”を履くことを宣言。NHKには兼業規定があり、入局後に局側との摩擦が浮き彫りとなるとみられていたが案の定だ。

 たかまつはお笑いを通じて政治に興味を持ってもらうための出張授業を全国の学校で行う「笑下村塾」という会社の代表取締役を務めていたが、「NHK側からおりてほしいと言われた」と5月14日付の公式ブログで暴露した。

「たかまつさんが配属されたのはディレクター職。日々の業務をこなすだけでも相当ハードな職種ですが、彼女の担当は特に決まっておらず、さまざまな番組について勉強する形になっています。本人は本業をおろそかにしないと周囲に話しているそうですが、本業らしい本業が与えられていないのが実情のようです。NHKでは原則、副業は禁止。彼女みたいな新人が上司に許可を願い出てもまず許可されません。先輩や上司にとって“扱いにくい新人”であるのは確実です」(元NHK職員でジャーナリストの今井良氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  2. 2

    悠仁さま筑波大進学で起こる“ロイヤルフィーバー”…自宅から1時間半も皇族初「東大卒」断念の納得感

  3. 3

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  4. 4

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 5

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  1. 6

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  2. 7

    中山美穂さん急死、自宅浴槽内に座り前のめり状態で…大好きだった“にぎやかな酒”、ヒートショックの可能性も

  3. 8

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  4. 9

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  5. 10

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    JリーグMVP武藤嘉紀が浦和へ電撃移籍か…神戸退団を後押しする“2つの不満”と大きな野望

  2. 2

    広島ドラ2九里亜蓮 金髪「特攻隊長」を更生させた祖母の愛

  3. 3

    悠仁さまのお立場を危うくしかねない“筑波のプーチン”の存在…14年間も国立大トップに君臨

  4. 4

    田中将大ほぼ“セルフ戦力外”で独立リーグが虎視眈々!素行不良選手を受け入れる懐、NPB復帰の環境も万全

  5. 5

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  1. 6

    FW大迫勇也を代表招集しないのか? 神戸J連覇に貢献も森保監督との間に漂う“微妙な空気”

  2. 7

    結局「光る君へ」の“勝利”で終わった? 新たな大河ファンを獲得した吉高由里子の評価はうなぎ上り

  3. 8

    飯島愛さん謎の孤独死から15年…関係者が明かした体調不良と、“暗躍した男性”の存在

  4. 9

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  5. 10

    中日FA福谷浩司に“滑り止め特需”!ヤクルトはソフトB石川にフラれ即乗り換え、巨人とロッテも続くか