サンドウィッチマン富澤 2007年M-1優勝の瞬間を振り返る

公開日: 更新日:

 人気のお笑いコンビ・サンドウィッチマンでボケとネタ作り担当の富澤たけしさん(44)。11年前の「M―1グランプリ」(テレビ朝日系)で史上初(当時)、敗者復活戦から決勝に進出し、逆転優勝を果たしたが、今だから語る“その日”――。

 ◇  ◇  ◇

 相方の伊達(みきお)と2人で、アパートで同居していた頃はお金もなく、バイトしながらネタを作ってライブに出る繰り返しでしたね。「エンタの神様」(日本テレビ系)とかネタ番組に出始めてからも、ギリギリ食えるか食えないかって感じで親に借金してました。

 ところが、「M―1」で優勝した2007年の暮れで生活が一変しました。02年から出場して05年からは3年連続で準決勝までいけてた。07年の準決勝敗者が数十組集まっての敗者復活戦は寒い大井競馬場の野外ステージ。その年は敗者復活から決勝にいくのは麒麟じゃないかと噂されてた。でも、ネタを見たらそんなに笑いが爆発してなかったので“麒麟じゃなければ可能性あるかなぁ”って思った。

 勝ち上がってスタジオに行くコンビには、事前に教えてくれると思ってたら、夜の生中継の結果発表で僕らの名前が呼ばれて「ガチなんだ」と思いました(笑い)。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  4. 9

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  5. 10

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明