姉妹で芸能人だとなぜ妹ばかりが活躍? 島田裕巳氏が分析

公開日: 更新日:

 広瀬アリス(23)とすず(20)、浅田舞(30)と真央(28)、有村藍里(28)と架純(25)……姉妹で活躍する芸能人は多いが、大活躍の妹に比べ、姉がパッとしないことがなぜか多い。

 広瀬姉妹の場合、姉のアリスは昨年度の朝ドラ「わろてんか」で、ミスワカナをモデルにしたリリコを演じ存在感を見せたが、17年度CM契約が14社だったすずには遠く及ばず。

 スポーツキャスター&タレントの浅田舞の場合は真央のエピソード込みでの仕事ばかりで、妹頼みが続いている。有村藍里に至っては、もともと「新井ゆうこ」名義で活動していて、妹の恩恵にあずかる魂胆(?)ミエミエの改名をした。妹に似せるために整形をしたと告白するなど妹を超えるのは無理そうだ。

 この落差に関して、きょうだいを生まれ順――第1子、真ん中っ子、末っ子などに分けて、相性を研究している宗教学者の島田裕巳氏は「甘え上手の末っ子は芸能人向きで、アイドルや芸人には末っ子が多い」と分析している。逆に第1子は仕切り屋として一家を背負う役割があるため、自分が思っていることを口に出したりしない損な役回りを担うことが多いという。第1子の姉はそもそも目立ちたがりの芸能人には向いていないということだろう。

 アリス、舞、藍里はこの姉妹のハンディを乗り越えることができるか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

    日本球界今オフを襲うポスティング地獄…“予備軍”もゴロゴロ、空洞化ますます加速

  2. 2
    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

    佐々木朗希とのただならぬ関係…陰で糸引く「黒幕」は大船渡高時代の韓国遠征まで追いかけた

  3. 3
    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

    ついに国民年金65歳まで納付案が…政府がヒタ隠す「年金積立金250兆円」という都合の悪い真実

  4. 4
    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

    キムタクを縛り続ける《公称176cm》のデータ…「Believe」番宣行脚でも視聴者の関心は共演者との身長比較

  5. 5
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

  1. 6
    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

    「白鵬の弟子」押し付け合い勃発! あちこちから聞こえる師匠譲りの不穏な評判

  2. 7
    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 8
    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

    キムタク主演ドラマがまさかの1ケタ…“考察”慣れしすぎて王道スポ根が楽しめない?

  4. 9
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 10
    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異

    大谷は徹底した個人主義、思考回路も米国人…ゴジラ松井とはメンタリティーに決定的差異