BTS騒動でテレビから“消滅”も…K-POPライブが大活況のワケ

公開日: 更新日:

 今のこの状況がむしろファンの結束力を高めているのだ。

 音楽評論家の富澤一誠氏が言う。

「楽曲をリリースして、テレビで増幅するのが一般的なプロモーションですが、ライブイベントに来るファンはいわば“固定票”で、テレビで楽しむ人は“浮動票”。支持基盤がしっかりしているから、浮動票に頼らなくてもビクともしない、むしろ純化されているといえるでしょう。アーティストとしての実力をこういった状況で認識するのは音楽業界としては残念ですが、彼らは世界進出を視野に磨き上げられた存在ゆえ、日本の素人同然のアイドルとは素地が違う。だからこそかえってライブイベントが活性化するのでしょう」

 韓国では反日、日本では嫌韓擁護のプロパガンダにされてしまったK―POP。“音楽と政治は別物”と言える日はまだ遠いのか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃