フジ月9「SUITS」 視聴率“2ケタ死守”ほぼ確定も残る不安

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 織田裕二主演の「SUITS/スーツ」(フジテレビ=月曜夜9時)がいよいよ17日に最終回。"最終章"の後編で、市川海老蔵が、織田演じる弁護士・甲斐の検察時代の後輩検事として重要な役割を担い、ラストの盛り上げに一役買っている。

 前回10日放送後は、ネット上で「(海老蔵は)さすがに滑舌がいいし、迫力がすごい」「スーツ姿が映える」「重厚感がある」なんて声が飛び交うなど、おおむね好評。平均視聴率(関東地区、ビデオリサーチ調べ)も10・4%と、その前週より0・6ポイント上げた。

「悲願だった"全話平均2ケタ"をほぼ確定させたことで、フジ局内も安堵(あんど)の雰囲気が感じられますね」(テレビ誌記者)

 SUITSは初回14・2%と好発進するも、オリジナルの米国版のファンから"ダメ出し"をされながら、数字はじり貧に。第4話で8・9%と一時は暗雲が立ち込めたが、第5話で11・8%と回復してからは、大きく下げることなくほぼ10%前後で安定していた。

「これは番宣の力が大きかったですね」とテレビコラムニストの亀井徳明氏がこう続ける。

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