「まんぷく」で人気の“昭和顔” 岸井ゆきの波乱万丈の人生

公開日: 更新日:

 朝ドラのオーディションを受けるのは今回で4~5回目のようで決して順風満帆な女優生活ではないようだ。

「14年に出演していた『東京ガス』のCMが途中から放送中止になりました。なかなか内定がもらえない就活生を演じたのですが、演技がリアルすぎて就活の当事者から批判が殺到しました。17年にはNHK土曜ドラマ『神様からひと言~なにわお客様相談室物語~』にヒロインとして出演が決まっていましたが、主演・小出恵介の未成年淫行事件がキッカケで直前になって放送中止のトバッチリを受けています」(テレビ関係者)

 所属事務所のユマニテには安藤さくらや門脇麦など個性派が多いが、岸井は今後どのような女優になっていくのだろうか。ドラマ評論家の吉田潮氏が言う。

「やっと来たか! という感じです。美人ではないですが、昭和顔で小動物系。岸本加代子さんと同じにおいがします。広瀬すずさんのように、『可愛い、美人』など冠が付きにくいですが、過去には深夜ドラマや映画など出演作は多く、地味にさまざまな役柄を演じてきました。彼女は分をわきまえているのかもしれませんが、自分の魅力を低く評価しているのかもしれません。脇役をこなしていって大女優に化ける可能性もあります。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃