吉田羊は英国へ? 芸能人の海外留学は方便か単なる旅行か

公開日: 更新日:

 女優の吉田羊(年齢非公表)が19年から半年間イギリスに留学すると発売中の「女性自身」が報じている。きっかけは、18年10月に公開した映画「ハナレイ・ベイ」で、スタッフの半分以上が米国人という環境に単身で飛び込み、もう一度演技を勉強しようという気になったからだと説明しているが……。

 最近留学で話題になった芸能人には、ニューヨーク行く行く詐欺とまで言われた、お笑い芸人でピースの綾部祐二(41)、元AKBの大島優子(30)、元関ジャニ∞渋谷すばる(37)、Hey!Say!JUMPの岡本圭人(25)らがいるものの、芸能文化評論家の肥留間正明氏は「芸能人の海外留学は“逃げたい”か“私生活上の問題”が大半」としてこう語る。

「本気で留学したのはX―JAPANのYOSHIKIさんとピンク・レディーぐらい。綾部さんは『あの人は今』状態ですし、大島さんはAKBを卒業後は模索が続いていて、留学の目的があいまい。国際派を目指すなら、まず語学学校で学び、その次に名門の演劇学校に通うべきです。

 吉田羊さんに関しては私は“留学という名の冷却期間”としか見ていません。前事務所が受けた仕事を一通り終え、半年間のリセット期間を設けたということ。一般的にCMの契約は半年なので、それまでには芸能活動を再開するという方針なのでは。彼女ほどの実力なら、留学などと“ぎこちない言い訳”を掲げるより“見聞を広げる旅行”と言ったほうが知性を感じられます」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変