連ドラ不向き説も…二階堂ふみ“もってない”汚名返上なるか

公開日: 更新日:

 これまで「間違いなく才能はあるが連ドラ向きではないのかも……」とドラマ関係者を残念がらせてきたのは二階堂ふみ映画や単発ドラマの演技で見せるあふれる才能は誰もが認めるところ。だが、これまで重要な役どころを演じた連ドラはことごとく爆死してしまった。

 高視聴率連発のTBS系日曜ドラマ枠の「この世界の片隅に」では妖艶な遊女役を演じネットを騒がせたにもかかわらず全話平均視聴率はヒトケタ止まり(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)。一昨年、ヒロインを演じた「フランケンシュタインの恋」も主演の綾野剛ほか豪華俳優を揃えても全話平均は7%台。16年の「そして、誰もいなくなった」も8%台と、数字に恵まれない。

 大河ドラマ「西郷どん」では、奄美大島に流された西郷と恋に落ち、2人目の妻となった愛加那を怪演。「私をアンゴ(島妻)にして」と着物をハラリと脱ぐシーンなど、主演の鈴木亮平をして「感性のバケモノ」とうならせたほど。それでも視聴率は歴代ワースト3という悲惨な結果に終わってしまった。

「二階堂をヒロインに迎えるわけですから制作側も力が入る。キャストも強力布陣を集めて、PRも念入りに仕込む。ところが始まってみると、期待した数字をだいぶ下回ってしまう。二階堂に罪はないのですが、こう続くと“もってない”と考える者も出てくる。これだけ実績がありながら連ドラに主演していない理由はそこにあるかもしれません」(前出のドラマ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲