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小田桐誠立教大学・武蔵大学非常勤講師

1953年青森県生まれ。出版社勤務を経て79年から著述業に専念。著書に「ドキュメント生協」「消えたお妃候補たち」「PTA改造講座」「テレビのからくり」「NHKはなぜ金持ちなのか?」など。07年9月から15年3月までBPO「放送と青少年に関する委員会」委員を務める。

フジ反町理アナは“質問係のおじさん” MCよりご意見番向き

公開日: 更新日:

診断結果は…【可】

 昨年、フジテレビは報道ニュース番組を「プライムニュース」ブランドに統一。平日夕方は「プライムニュースイブニング」となり、元NHKの“麿”こと登坂淳一がMCに就く予定だったが、スキャンダル報道で急きょ反町理が登板することになった。2009年に始まった「BSフジLIVEプライムニュース」ではMCというより“質問係のおじさん”を自任していたから、大いに戸惑ったことだろう。

「イブニング」では倉田大誠と島田彩夏が各コーナーを切り盛りし、反町は“ご意見番”役。17時53分から全国ネットになって最初に挨拶するのはだいたい倉田で、島田と若干のやりとりをした後にその日のトップニュースに入っていく。13日のトップは競泳池江璃花子白血病。法政大学3年の男子バスケットボール選手が大学1年時に白血病と診断され、治療とリハビリを経てコートに復活するまでを追った。池江へのアドバイスは「一日一日、絶対大丈夫なんだと思うこと」。VTRを受け、反町は「白血病を体験した人の声がSNSにあふれている。一つ一つ読んでいるが、その声を大切にしていかないと」と、池江に呼びかけるようにコメントした。

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