著者のコラム一覧
小田桐誠立教大学・武蔵大学非常勤講師

1953年青森県生まれ。出版社勤務を経て79年から著述業に専念。著書に「ドキュメント生協」「消えたお妃候補たち」「PTA改造講座」「テレビのからくり」「NHKはなぜ金持ちなのか?」など。07年9月から15年3月までBPO「放送と青少年に関する委員会」委員を務める。

フジテレビ伊藤利尋アナ ベテランの安定した進行は違う

公開日: 更新日:

診断結果は…【良】

 24日、フジテレビ系の「とくダネ!」はシリアで武装勢力に拘束されていたフリージャーナリストの安田純平さんが解放されたというニュースを取り上げた。

 小倉智昭、山崎夕貴とともにMCを務める伊藤利尋は、安田さんとみられる男性の動画がこれまで何度も投稿されてきたことを振り返り、「(ネット上の)情報公開は安田さんは無事だったんだ(という証拠)」「(それらの映像公開で)食事やヒゲを整えることを許されているのだろうと感じた」と語った。

 生き続けるには水と食料が欠かせない。武装勢力に食料確保の余裕がなければ、身代金要求の大事な人質とはいえ、口減らしの対象になりかねないと思っていたところに伊藤の発言がジャストミート。さすがにこれまで場数を踏んできたベテランは違うと感じ入った。

 23日は、9月に青森県つがる市の国道で発生した多重事故について。事故当日、加害者が昼間からバーベキューで長時間飲み続けていたこと、4台の車がどういう順番で衝突に至ったかなどを丁寧に振り返った後、危険運転致死傷罪か過失運転致死傷罪のいずれが適用されるか、専門家を交えて解説していった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?