青山佳裕
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青山佳裕

1954年、東京生まれ。美空ひばりの時代から取材歴40年。現在も週刊誌などで活躍するベテラン直撃記者。

「お話しできることはありません」明菜に感じた悲劇の影

公開日: 更新日:

■麻布十番のスナックで「カナダからの手紙」をデュエット

♪たかが恋なんて、忘れればいい~

 シングル「難破船」は低音でそう歌いだし、泣きたいだけ泣いたらと続く。そういう気概で本人もいたのだろう。数年後、完全復活へ向けて、ひとりレッスンする場面を見た。焼き肉で飲んだ後、噂で聞いた麻布十番のカラオケスナックの扉を開けると、レーザーディスクの並ぶ店内に明菜はいた。グラスには洋酒のロックが揺れていた。

 たまたま誕生日だった同行の記者に、「一生の思い出にって、デュエットを頼んでみなよ」と向けた。免許証を手に、おずおずと明菜に近づき、ぼそぼそと話すと、明菜は立ち上がって、マイクを握ってくれた。

 平尾昌晃と畑中葉子のデュエットで大ヒットした「カナダからの手紙」。もしもあなたが一緒にいたらと、記者が歌いだすと、どんなに楽しい旅でしょうと明菜が受ける。

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