著者のコラム一覧
青山佳裕

1954年、東京生まれ。美空ひばりの時代から取材歴40年。現在も週刊誌などで活躍するベテラン直撃記者。

「超面白かった」宇多田ヒカルは直撃取材直後にブログ更新

公開日: 更新日:

 平成10(1998)年は当時15歳の少女のデビューアルバム「First Love」が累計765万枚を売り上げる大ヒットを記録した。米ニューヨーク出身の宇多田ヒカル。「新宿の女」「女のブルース」「圭子の夢は夜ひらく」などの藤圭子の長女と知って、藤圭子を聞いてきた世代はまた驚いた。

 宇多田はJポップ界では「非・小室系」という呼ばれ方をしていた。音楽シーンを席巻したプロデューサー小室哲哉の時代は終わり、新たな世代が続々と台頭していく。浜崎あゆみモーニング娘。椎名林檎らで、MISIAやGLAYなど、若い世代を中心に支持を集める。長野五輪の狂騒、NTTドコモの「iモード」のスタートと相まって、新しいムーブメントが音楽シーンにも待たれていたのだろう。

 その宇多田がデビューして間もないころ、日本に帰ってきて、四ツ谷駅近く、企業のテナントが入ったビルにひとりで暮らしているとの情報を得た。直撃取材を試みる。

 ちょうどランチタイムに差し掛かり、現場ではサラリーマン族がちらほらと会社を出てきて、行きつけや目当ての飲食店へと向かっていく。宇多田のいるビル1階にも和食の定食チェーンがあって、サラリーマンが日替わりをかっ込む姿があった。取材が終わったら、ここで飯を食おうか。そう考えながら眺めていると、小鳥のような、女の子が1階のエレベーターから出てきた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  2. 2

    高額療養費制度があるから医療保険はいらない? 病院の窓口業務を行う筆者が実際に骨折して感じたこと

  3. 3

    高市早苗氏に経歴詐称疑惑…事務所が認めた!「議会立法調査官」は“造語”だった

  4. 4

    高市首相の“恥”行動が海外に飛び火! 英タイムスがG7外交をディスり、英FTは国内財界との没交渉ぶりを暴露

  5. 5

    高市首相は筋金入りの嘘つき! 経歴詐称疑惑で米下院関係者が決定的証言「インターンだった」SNSで猛拡散

  1. 6

    バナナマン日村が体調不良で休養するまでの“暴食・連食デイズ”と妻・神田愛花「お腹いっぱい食べさせる」の献身愛

  2. 7

    「2世タレント」がまた! 俳優の村上虹郎が交際女性への壮絶DVで書類送検…父親は村上淳、母親は歌手UA

  3. 8

    西武選手の希望が木端微塵! 本拠地「完全ドーム化」は事実上不可能…根性頼みで過酷な夏へ

  4. 9

    歌手・小椋佳さん「たばこの煙が悩みを解いてくれた」…82歳の今も週1でコンサート

  5. 10

    『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』オールキャリアを代表する傑作のトリセツに注意セヨ