著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

不倫訴訟報道の後藤真希…ブログの私生活も虚像だったのか

公開日: 更新日:

 ゴマキも5年前に3歳年下の弟の友人と結婚。2児の母となるや、ブログ発信を本格化。たちまちママタレとしてブレーク。4年前に「満足おうちごはん」、昨年は初のエッセー「今の私は」を出版。さらにベビーブランドのプロデュース。一昨年にはベストマザー賞にも選ばれた。最近はママタレとしてバラエティー番組にも呼ばれ、ママタレ界の絶対王者・小倉優子を脅かす存在にまでなっていた。まさに好事魔多し。

 夫の異常な拘束など夫婦間の事情も伝えられるが、育児を抱えたママが大胆不敵な不倫密会。せっかく築き上げた“ママタレ”の肩書も一瞬にして削除されようとしている。アイドルはスタッフがつくり上げていくが、ママタレは良き妻・良き母など私生活の一部をブログで発信する自己プロデュース力。ファンならずともブログを信じるだけに、今回の不倫はフォロワーへの裏切り行為にもなりかねない。

 本来、芸能人は虚像を売る世界。タレントとしての活動は虚像も含まれるが、家庭に入ったタレントがブログで「私生活まで虚像を演じていた」という見方もできる。実際、不倫をしていた昨年のブログを見直すと、すでに元彼と再び連絡を取り合っていた時期に「今日は母の日という事で、旦那が焼肉に連れて行ってくれました」と夫婦関係良好をにおわす話をつづっている。お泊まりデートした翌日には「息子はキッチンも大好き。お料理していると、足元からはなれません」と母子の仲の良さが浮かぶようなブログ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    マエケンは「田中将大を反面教師に」…巨人とヤクルトを蹴って楽天入りの深層

  3. 3

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 4

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    陰謀論もここまで? 美智子上皇后様をめぐりXで怪しい主張相次ぐ

  2. 7

    白木彩奈は“あの頃のガッキー”にも通じる輝きを放つ

  3. 8

    渋野日向子の今季米ツアー獲得賞金「約6933万円」の衝撃…23試合でトップ10入りたった1回

  4. 9

    12.2保険証全面切り替えで「いったん10割負担」が激増! 血税溶かすマイナトラブル“無間地獄”の愚

  5. 10

    日本相撲協会・八角理事長に聞く 貴景勝はなぜ横綱になれない? 貴乃花の元弟子だから?