好調"月9"を牽引 本田翼が放つ強烈オーラと現場での気配り

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 4月15日に第2話が放送された窪田正孝の主演ドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系)の平均視聴率は12・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だった。初回から0・4ポイント数字を落としたとはいえ、好調に推移しているといえるだろう。この数年、フジの月9枠は低視聴率に苦しんできたが、「ラジエーションハウス」の収録現場からは「雰囲気が非常に明るい!」といった声が漏れてくる。

 今回の好調な数字を牽引しているのは、“スーパー放射線技師”を演じる主演の窪田ではなく、ヒロイン役の本田翼(26)だろう。本田は「今、最も脂が乗っている女優」として業界関係者の間で評判になっている。それがドラマの中心にドンッと座っていることが今回の成功の秘密だ。

綾瀬はるかをもイジる技術

 実は筆者は本田の“オーラ”に間近で接したことがある。2017年10月期に放送された綾瀬はるかの主演ドラマ「奥様は、取り扱い注意」(日本テレビ系)の収録現場に“潜入取材”したところ、たまたま本田が準主演で出演していたのだ。本来なら主演の綾瀬が現場を懸命に盛り上げようとするものだが、あの現場では本田が代わりにその役割を担っていた。本田はわざと綾瀬にちょっかいを出したりして、共演者やスタッフの笑いを誘っていた。

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