長澤まさみ「コンフィデンスマンJP」映画化で月9変わるか

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「高視聴率だったものを劇場公開して大ヒットさせるというのがテレビドラマ映画化の基本ですが、今回はそれには当てはまりません。視聴率とは違う尺度で映画化されたこの作品の結果は、今後のフジテレビの連ドラのあり方に大きな意味を持つでしょう」(亀井徳明氏)

 映画の宣伝もあって現在再放送中(平日午後3時50分~)だが、視聴率以上に古沢脚本や“ダー子”を演じた長澤への評価は高く、ネット上の意見も活発だ。公開日前の5月4日と11日には古沢脚本の映画「エイプリルフールズ」と「ミックス。」が、公開翌日の18日には「コンフィデンスマンJP 運勢編」が開局60周年特別企画ドラマとして放送される。

「映画が成功して収益を上げられれば、視聴率の呪縛から堂々と解放されます。そのためにもフジテレビは、選挙前の候補者ばりに映画の宣伝に力が入るわけです」(亀井徳明氏)

 みんなが長澤“ダー子”に気持ち良くだまされて視聴率がすべてじゃないことを証明できれば、令和のドラマはもっと面白くなる?

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