【映画】公開本数や興収で邦画逆襲 平成は洋画偏重に異変

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 平成元年の最大のヒット映画は洋画が「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(配給収入44億円)、邦画は「魔女の宅急便」(同21.5億円)だった。

 今年は、木村拓哉主演の「マスカレード・ホテル」が興行収入45億円を突破している。

 インディ・ジョーンズが流行したころ、映画といえば洋画で、公開本数、シェア共に洋画が圧倒的優勢だった。だが、その洋画偏重に異変が起きている。

「1989年の公開映画は洋画522本に対し、邦画は255本でしたが、2018年は洋画579本に対し、邦画は613本と逆転しています。最近は低予算ながら興収30億円を超えた『カメラを止めるな!』など邦画の元気さが目立ちます。全国のスクリーン数自体も、89年は1912でしたが、今は1.8倍の3561に増えています」(日本映画製作者連盟・担当者)

 今も「翔んで埼玉」が大ヒット中だ。

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