宇多田ヒカル 時代問わない別次元の才能と“人間活動”で…

公開日: 更新日:

「きたーーー」と、宇多田ヒカル(36)は公式ツイッターでコメントしている。デビュー20周年を記念し、昨年の12年ぶりに行った国内ツアーの映像商品にスタッフの予想をはるかに超える予約がはいったそうで、「EC(Eコマース=ネット販売)では1日で完売してしまったそうです」などと報告している。

 平成10(1998)年に15歳でリリースしたデビューシングル「Automatic」から旋風を巻き起こし、翌年のファーストアルバム「First Love」が累計765万枚を売り上げる大ヒットを記録。「新宿の女」などの藤圭子の長女ということもあって、一躍スターダムにのし上がったのは、平成の回顧特集でも繰り返されている通り。

宇多田ヒカルちゃんが僕を終わらせた」と小室哲哉に言わしめた才能、勢いは衰え知らずである。

 今年に入ってからも「第69回芸術選奨 文部科学大臣賞」大衆芸能部門新人賞などに選ばれ、映画の主題歌にゲームのテーマソングと、幅広く活躍している。

 平成の30年にあまたの「歌姫」が活躍した。が、安室奈美恵は引退、浜崎あゆみには失速の印象が強まるなか、なぜ宇多田はこうも強いのか。ベテラン芸能記者の青山佳裕氏が言う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  2. 2

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  3. 3

    元日本代表主将DF吉田麻也に来季J1復帰の長崎移籍説!出場機会確保で2026年W杯参戦の青写真

  4. 4

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  5. 5

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 7

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 8

    「おまえもついて来い」星野監督は左手首骨折の俺を日本シリーズに同行させてくれた

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾