流れ星ちゅうえいさん 酒席の顔マネから一発ギャグが誕生

公開日: 更新日:

 お笑いコンビ・流れ星のボケで、顔マネ一発ギャグが人気の、ちゅうえいさん(40)は、数々のネタを酒席で生んだ。だが、家族が誕生した今年からは、一人ひっそりと宅飲みを。芸人として危機感が……。

  ◇  ◇  ◇

 2~4歳の頃、オヤジが家でよく麻雀大会をやっていて、うちに来ていた麻雀仲間のおじさんが、酔うとビール臭い口でチューしてきました。たぶん、それが初めてのお酒の味(笑い)。苦いなぁと思った記憶がありますね。

 大人になっては20歳の時。大学生のころ、下北沢で僕ら「流れ星」の路上コントをやっていたんです。場所柄、ロッカーが多く通るから、パンクロッカーの人が毎日見にきてくれて友だちになった。僕が20歳になったころに「じゃ、おまえ、成人祝いだ」とコンビニで缶ビール買ってくれて乾杯した。あれはうれしかったなぁ。路上コントをやっていた時はロッカーとか近くのスナックの人と仲良くなったし、たくさん人が集まるようになりました。

 自分から飲むようになったのは芸人になってから。若いころは酔うとすぐ寝ちゃった(笑い)。先輩におごってもらっている最中に寝ちゃうなんて失礼じゃないですか。だからトイレで。東京ダイナマイトの松田大輔さんと飲んでいる時、「ちょっとトイレ行ってきます」と席を立ち、気がついたら30分眠っていて、「ヤベエ!」と戻ったら松田さんはいなくて、僕が置いておいた眼鏡の柄の部分が割られ、マドラーみたいにグラスに刺さってました。ハハハ! 僕が悪いから何も言えないけど。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー