岩井ジョニ男が経験 居合わせた女性客からのハイヒール酒

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 お笑いコンビ「イワイガワ」のメンバーで、最近「昭和のサラリーマン」を思わせるインスタグラム女性に人気の岩井ジョニ男さんはお酒が大好き。ホスト時代のトラウマで飲めない酒もあるというが、“昭和感”漂う酒場が好みで……。

  ◇  ◇  ◇

 最初にお酒をチョロッとなめたのは子供の時で、それは儀式的なものだったんですよ。

 千葉の田舎に住んでいまして、近所の方が結婚する時にその人の家の大広間で式がありました。

 その席で、酔っぱらっている近所のおじさんに「お祝いだからちょっと飲んでみろ」と言われ、湯のみに入ってる日本酒をなめてみた記憶があります。

 確か、小学3年。大丈夫でしたけど、うまいとは思いませんでした。その後、酒が大好きになるとは思いませんでしたよ!

■アイスペールについだブランデーを一気飲み

 二十歳で上京して芸人を目指しました。芸人になるためにショーパブに勤めたかったけど、始めたバイトが新宿・歌舞伎町のホストクラブ。時代はバブルでしたから、お客さんにも店の先輩にもとにかく飲まされましたねぇ。“店ボトル”がヘネシーでしたし、お客さんもヘネシーを入れるのが当たり前の時代だから、飲まされるのはブランデーばっかり。

 アイスペールにドボドボ(!)とブランデーをつがれ、「一気飲みしたらチップあげるから」と言われて。全部飲んだあとはまったく記憶がなくなりました。ボトル1本分くらい入っていたんじゃないですかね。

■仕事で飲む酒はうまくない

 どこかの店のママなのか、サディスティックな女性客がいまして、持参したハイヒールにお酒をついで「飲みなさい」と。ものすごく臭いんですけどね。我慢して飲みました。苦い経験です。今でもたまに夢に出てきます。

 その店でわかったことは「仕事で飲む酒はうまくないんだ」ということです。やっぱり酒は汗水流して働いた仕事の後に飲むのがうまい。今もお酒は大好きですけど、そのころのトラウマでブランデーだけは受け付けません(笑い)。

 そんなホストの経験があるからか、自分の好きなものが飲めるって幸せだと思います。

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