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適菜収作家

近著に「安倍晋三の正体」「ニッポンを蝕む全体主義」「思想の免疫力」(評論家・中野剛志氏との対談)など、著書50冊以上。「適菜収のメールマガジン」も発行。本紙連載を書籍化した「それでもバカとは戦え」も好評発売中。6月28日には第2弾「続 それでもバカとは戦え」が発売予定。

吉本興業がつながる詐欺グループ、官邸、維新の共通点

公開日: 更新日:

 万博誘致をはじめ、維新と吉本がつながっているのは周知の事実だが、これまで維新がやってきたことも、振り込め詐欺のようなものだ。

 これは誹謗中傷でも悪口でもない。事実として、大阪市解体を巡る住民投票では、大量の嘘、デマ、プロパガンダが垂れ流された。維新は目盛りをごまかした詐欺パネルを使い、二重行政解消の「効果額」を粉飾。やりたい放題だった。

 しかも、住民投票で否決されると、再び住民投票をやると言い出した。要するに「勝つまでジャンケン」。こうして票を振り込ませるわけだ。カタギの人間には理解できないだろう。

 維新の議員は前科持ちが異常に多い。いまや維新関係者の逮捕は、選挙後の風物詩となっている。

 私は吉本の文化的価値は高いと思っている。新喜劇にも何度も行った。そこで本物の芸人のすごさも知った。

 吉本はこのあたりで企業としての体質を根本的に改めてはどうか。まずはコンプライアンス(法令順守)の徹底だ。安倍一味や維新、裏社会とはキッパリ縁を切り、クリーンなお笑いをお茶の間に届けてほしい。

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