「マネーの虎」の南原竜樹さんはホームレスから奇跡の復活

公開日: 更新日:

 2001~04年、人気バラエティー番組「¥マネーの虎」(日本テレビ系)で、虎=投資家のひとりとして出演していた南原竜樹さん(59)。淡々とした口調で厳しい意見を遠慮なく吐き、“冷酷な虎”と恐れられていた。当時、高級外車の輸入販売で大成功していたが、南原さんは今、どうしているのか。

 ◇  ◇  ◇

 南原さんに会ったのは、東京メトロ・虎ノ門駅から徒歩約3分のビルの一室。南原さんが会長を務める「株式会社LUFTホールディングス」の東京本社だ。

「『¥マネーの虎』に出演していた時は『オートトレーディングルフトジャパン』という社名で、4年前に現在の社名に変更しました。『オート――』の時は車の会社だったんですけど、05年春に大口の取引先だったイギリスの『MGローバー』が倒産して、私の人生ゲームもゼロに。そこからもう一度立ち上がり、出版事業、医療のアウトソーシング事業、レンタカー事業、飲食事業へ手を広げたので、社名と中身がそぐわなくなり、社名を変更したんです」

「MGローバー」破綻の影響で、「オート――」は20億円もの特別損失を抱え、263人いた従業員は全員解雇、売り上げはゼロに。南原さんはホームレスも経験した。しかし、すべてを売り払って会社を存続させ、年商100億円規模まで復活させたという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  4. 4

    フジ火9「人事の人見」は大ブーメラン?地上波単独初主演Travis Japan松田元太の“黒歴史”になる恐れ

  5. 5

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  1. 6

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  2. 7

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  3. 8

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  4. 9

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  5. 10

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ