NHK大河「いだてん」第2部スタート 視聴率V字回復はあるか

公開日: 更新日:

 NHK大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺~」の第2部がスタートした。第1部で金栗四三を演じた中村勘九郎(37)に代わって第2部の主役は阿部サダヲ(49)。1964年の東京五輪招致に尽力した田畑政治を演じる。

「脚本の宮藤官九郎と阿部は同じ劇団の『大人計画』所属。気心が知れているせいか、阿部は伸び伸びしていて、これまで彼が演じてきたキャラクターのまんま。テンションが高く、早口でせっかち。実際の田畑もそういう人だったのかもしれませんが……。とにかくパワフルで勢いがあって強烈なキャラクターで、疾風怒濤のような45分でした。クドカンファンは待ってましたという感じでしょうか。ただ、第1部で脱落したお年寄りが帰ってくるかといえば微妙でしょうけど」(ドラマウオッチャー)

 先月30日の視聴率は8・6%。前回の7・8%から微増だった。果たしてV字回復は可能なのか。

「第1部にも嘉納治五郎(役所広司)ら有名人が出てきましたが、第2部はより身近な有名人が続々と出てきます。これが遺作となった萩原健一の高橋是清をはじめ、犬養毅を塩見三省、前畑秀子を上白石萌歌というように、歴史上の人物を誰がどう演じるかも見どころです」(前出のドラマウオッチャー)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束