加藤登紀子さん E・ピアフに激突した東大劇研“女番長”時代

公開日: 更新日:

 16年にはとことん調べて「愛の讃歌 エディット・ピアフの生きた時代」という本を出しました。知られていないこともたくさん調べました。祖母がアフリカのベルベル族の人とか、最後の結婚はスキャンダルのためとか、晩年のステージは医者がつきっきりだったとか。生後すぐに路上に捨てられ、娼婦小屋やマイノリティーの地域で育ち、路上で歌って大スターになったピアフの人生は劇的。あの凄みはどん底を知っているからでしょうね。

「歌って何か」

 死にそうな時でもいい歌に出合うと見事に生き返ったピアフの魔法の力を学びたいと思います。

(聞き手=峯田淳/日刊ゲンダイ)

■「ほろ酔いコンサート2019」 12月15日16時=横浜関内ホール/28日17時・29日15時(完売)=ヒューリックホール東京
■6枚組のCDボックス「あなたに捧げる歌」(ソニーミュージックダイレクト)発売中

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」