加藤登紀子さん E・ピアフに激突した東大劇研“女番長”時代

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 16年にはとことん調べて「愛の讃歌 エディット・ピアフの生きた時代」という本を出しました。知られていないこともたくさん調べました。祖母がアフリカのベルベル族の人とか、最後の結婚はスキャンダルのためとか、晩年のステージは医者がつきっきりだったとか。生後すぐに路上に捨てられ、娼婦小屋やマイノリティーの地域で育ち、路上で歌って大スターになったピアフの人生は劇的。あの凄みはどん底を知っているからでしょうね。

「歌って何か」

 死にそうな時でもいい歌に出合うと見事に生き返ったピアフの魔法の力を学びたいと思います。

(聞き手=峯田淳/日刊ゲンダイ)

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